北米のアンクアでスチールヘッドを釣る際、スコットがもっとも興奮する釣りのひとつと語るのが、このSka Opper (スカッパー)のトップウォーターの釣りです
アクション系トップウォーターパターンであるスカッパーは、伝統的なガーグラーなど海などで活用されているポッパーなどにも似たパターンです
キャストしたラインをダウンストリームにメンディングし、流れに乗ったライン抵抗を利用して、ラインテンションは常に張った状態を維持し、ロッドを上下に煽ってアクションを加えます。
北米でのカディスのハッチは、音がするほどの勢いで発生する為に、ポップ音が有効と考えられています。
国内では、このダウンサイズしたものを、止水でもテストしましたが、アクションの加わったフライに驚くほど魚が出てきます。
是非トライしてみてください
■タイイング
①:国内バージョンであれば10番、8番などが有効かと思います。
②:まずはテール部分にお好みのフラッシャーを少々固定。フォーム材を細長く、頭の方が台形の長い部分になるようにカットしておしりの部分だけ固定します。
③:フロスなどでボディーを巻くので仮止めで待機させておきます
④:ラバーレッグでレックを作成
⑤:待機させておいたフロスを巻きます
⑥:ギニアなどでフライの中央部分にハックリング
⑦:ディアヘアをマドラーミノーを作成するときなど同様アイに向って5-6回巻き付けます
⑧:フォームのかかる上側のヘアをカット後、フォームをアイの直前に巻止めます
⑨:全体をカットしてトリミングして完成
メンディングをしてナチュラルに流す釣りでは、出なかった魚が狂ったように水面に出てくる興奮する釣りを体験してみてください。